司会者を本業にして、仕事をしてみたいけど、フリーランスだと収入が安定しなくて不安。
会社員として雇用されながら、司会者の仕事ができればいいのに…
こんにちは! ママ司会者のなちゃ (@nacha_blog)です。
週末が忙しく、平日は余裕がある司会者。
以前、こちらの記事にも『司会者の副業』について書きましたが、実際、他の仕事と掛け持ちで働いている方も少なくありません。
でも、やっぱり、司会だけで食べていきたい!そして、毎月安定した収入が欲しい!
そこで、司会者という職種で会社員の募集があるかどうか調べてみました。
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司会者で会社員の求人はある?
司会者で会社員の求人、現時点では少ないのですが、ありました!
今回見つけたのは、契約社員の募集でしたが、内容はこちらです。
仕事内容 | 【司会・婚礼打合せ】 ■平日:婚礼打合せ ■土日:婚礼(人前式)・披露宴司会(経験者) ※平日もブライダルフェアや模擬披露宴なども担当いただきます。 |
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求める人材 | 【必須経験】 直近婚礼司会の経験(目安…100件以上の婚礼司会経験) 【歓迎経験】 印象の明るい方 |
給与 | 年収320万円~421万円 ※見込み残業20時間分(27,700円分~36,600円分)含む。超過分は別途支給。 ※試用期間6か月。待遇の変更はありません。 ※経験・能力・年齢を考慮の上、当社規定により優遇いたします。 |
勤務地 | 大阪府大阪市 |
勤務時間 | 7:00~22:00(実働8H・シフト制) ※土日祝、婚礼日のみポジションによって早朝出勤あり ※営業時間は店舗によって異なります。 |
雇用・契約形態 | 契約社員 |
待遇・福利厚生 | 健康保険 厚生年金 雇用保険 労災保険 時間外勤務手当(一律月20時間分を支給、月20時間を越える場合超過分支給) 役職手当 交通費支給(月3万円迄) 社員割引制度(弊社保有の結婚式場・レストラン・宿泊施設等) 保養所提携施設利用 勤続10年報奨制度(会社負担で海外旅行 実績:シンガポール、バリ) |
休日・休暇 | 年間休日数:110日(夏季休暇、年末年始含む) 休暇:有給休暇・慶弔休暇・介護休暇・産休・育児休暇 (女性が多い企業ですので取得実績多数あり) |
企業名は、募集要項の中で、非公開になっていて、エントリーしたあとにわかるようなのですが、司会者で会社員として働ける求人は探せばあります。
業界的にも、結婚式場で全て自社運営の会社も増えているので、今後、もしかしたら司会者も社員の一人として働く流れになってくる可能性もあります。
現在、司会者として仕事をしていて、社員として働きたい方は、一度ブライダル業界に特化した転職支援サービス『リクシィキャリア』に相談してみてください。
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司会者が会社員として働くメリット
安定した収入が確保されること
まずは何より、毎月の担当本数に関わらず、安定した収入が確保されることです。
フリーランスや事務所に所属して司会者をしている場合、繁忙期やタイミングによって、毎月担当する件数が増減します。
その場合、基本的に司会者は報酬制なので、
1ヶ月の担当件数×1件あたりの報酬=1ヶ月の収入
という計算になります。
担当件数を減れば、収入も減ってしまうので、もともと安定はしずらい職種でした。
しかし、こういった雇用形態であれば、自分の持つ件数に関わらず、収入が確保されるので、そこの安心感は最大のメリットと言えます。
福利厚生が受けられること
福利厚生の内容は、会社ごとに違うかもしれませんが、そもそもフリーランスの司会者には福利厚生というもの自体がありません。
そもそもフリーランスの司会者であれば、自分で国民健康保険や国民年金に加入しておく必要があります。
労災なども、自分で加入しておかなければおりないので、福利厚生があるということも大きなメリットです。
有給・産休・育休の制度が受けられること
司会者と別で何か掛け持ちの仕事をしていれば、その仕事で有給、産休、育休が取得できるかもしれませんが、司会一本の場合はなかなか厳しいものがあります。
特にフリーランスの場合は、このような制度を保証してくれる人がいないので、休暇制度があるのは安心です。
交通費がでること
フリーの司会者や事務所所属の司会者の交通費は、基本的にギャラに含まれています。
稀に、ギャラ+交通費の場合もありますが、会場がかなり遠い、などの場合をのぞいて、交通費込みの額がギャラです。
会場が自宅から遠ければ、それだけマイナスになってしまいます。
ですが、社員としての雇用になれば、会場までの交通費も支給してくれる場合があるので、助かります。
会場のスタッフとの距離が近くなる
正直、フリーで司会者として、新しい会場に入ったり、新しいスタッフさんと仕事をするとき、アウェイな感じを受けることも少なくありません。
司会者側も会場側も、この人はどういうやり方なのか、どれくらいの経験があるのか、探り探りで進めます。
逆に、社員であれば、プランナーさん、スタッフさんとの交流もあるため、距離が近く、お互いにやりやすい環境で仕事をすることができます。
司会者が会社員として働くデメリット
担当する件数や休みのタイミングを自分で決められない
フリーランス・事務所所属の司会者に慣れている方にとって(特に人気司会者の場合は)、自分で担当件数を決められないのは、辛い部分があるかもしれません。
『私は毎月〇〇件くらいの担当がちょうど良い』と自分では感じていても、社員になってしまうと、自分では決められなくなってしまいます。
また、休みたいタイミングも、有給休暇があると言えど、100パーセント自分の意思が反映されるとは限りません。
逆に、忙しくなったとしても、安定を求める方には、社員としての働き方の方が合っていると言えます。
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会社側が司会者を社員として雇用するメリット
司会者側のメリット・デメリットを書いてきましたが、
逆に、会社側からみて、司会者を社員として雇用するメリットはあるのでしょうか?
司会者を自社運営にして利益が上がる
通常、結婚式場などの会場は、司会者の派遣を司会事務所に依頼しています。
その場合、会場と司会事務所の間で、「1件あたり〇万円で打合せは1回」などの契約が交わされていて、会場は、パーティーのたびに司会者代を事務所に支払うことになります。
※この時の金額は基本的に、新郎新婦に請求されます。
『司会者代を事務所に支払う=お客様への請求額も高くなる』
ですが、司会者が自社運営の一員になれば、お客様への請求額を下げることができるし、自社の利益を増やすこともできます。
司会者を社員として雇用することは、会社のメリットに繋がります。
自社運営の司会者でお客様満足度を上げられる
フリーや提携事務所の司会者の場合、会場側から渡された最低限の情報にもとづいて司会打合せを行います。
その場合、カップルに関するエピソードや結婚式に対する想いを共有するタイミングが十分になかったり、会場側やお客様との食い違いが発覚することもあります。
その点、司会者が自社の一員になることで、1件の結婚式やパーティーに対する想いを共有することができます。
結果的に司会者自身もそのイベントに対して同じ想いで仕事をすることができるので、お客様との信頼関係がより深くなり、満足度が高くなる傾向があります。
司会者で社員になりたい!
具体的にどうやって求人を探せばいい?
今回、たまたま司会者で会社員の求人を発見しましたが、こういった募集はまだあまり多くないのが現状です。
ただ、今後、業界の流れとして、自社運営が増えつつあるので、司会者で会社員の求人も増えてくるかもしれません。
もし、今後このような求人が出たら、知らせてもらえるよう、ブライダル業界に特化した転職支援サービス『リクシィキャリア』に相談してみるのもおすすめです。
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