TOEICやTOEFLはよく聞きますが、IELTS(アイエルツ)って何?
どんなテストなの?難しいの?独学できるの?
IELTSって、まだまだ、馴染みもなく、情報や体験談も少ないですよね。
この記事では、私自身が実際にアカデミック・モジュールIELTS6.0を取得した経験から、IELTSの難易度、実際に受験した感想、IELTS対策に強いおすすめの学校などを紹介しています。
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Contents
IELTSは独学で勉強できるの?
結論から先に言うと、IELTSを独学で勉強するのは、絶対に無理とは言いません。
ですが、自分でしっかり自己管理ができて、イギリス英語で会話ができる機会があって、数少ないIELTSテストの情報を自分で集められる人でなければ、かなり厳しいです。
- TOEICなどの「聞く・読む」力に加えて、「話す・書く」力が必要になるから
- イギリス英語のテストが予想以上に難しいから
- 細かいテクニックを学べないから
正直なところ、TOEICであれば、独学でもかなり高得点を狙えます。
しかし、IELTSに関しては、迷わず、IELTS対策を行なっているスクールで勉強することをおすすめします。
普通の英会話スクールに行っても、専門の講師がいなければ、IELTSの勉強はできません。
必ず、IELTS対策を押しているスクールを選んでください。
特に、これからIELTSを受験しようとしている方、留学のためにIELTSスコアが必要な方は、おそらく、時間も限られていると思います。
効率的に学ぶためにも、独学よりはお金もかかるかもしれませんが、迷わず、IELTS対策を押しているスクールに通ってください。
都内でIELTS対策専門の学校では、老舗のバークレーハウスが有名です。
一度、自分の実力を試してみたい方、IELTSテストについて詳しく知りたい方は、バークレーハウス IELTS 体験レッスンが無料で受けられます。
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独学が厳しい理由①
スピーキングの対策が難しい
このあと、IELTSの試験内容や難易度については詳しく説明していきますが、まず、独学が厳しいと思う理由を書いておきます。
IELTSのスピーキングテストは、イギリス英語ネイティブとの会話です。
アメリカ英語に慣れている日本人には、普段聞き慣れていないイギリス英語の発音が結構曲者なのです。
私が受験したときの、スピーキング面接官もイギリス人男性でした。
IELTS対策の学校でイギリス人講師の英語に慣れていたので、なんとか切り抜けられましたが、独学だったら厳しかったなと今でも感じています。
独学が厳しい理由②
ライティングの添削をしてくれる人がいない
IELTSのライティングテストでは、起承転結をつける、自分の意見の入れる、日本でいう小論文のような文章を英語で書く必要があります。
独学では、自分の書いた文章が、IELTSで好まれる書き方になっているか?構成や文法、語彙はこれがベストなのか?なかなか判断できません。
特に、書き出しのパターンや、自分の意見と反対意見を書くときの接続詞、文章の終わり方など、添削してくれる人がいるだけで文章の質がかなり変わってきます。
学校で、ライティングの経験を数回積んでおくだけでも、受験のときに安心して挑めますし、似た質問内容に当たったらかなり高得点を狙うこともできます。
独学が厳しい理由③
テクニックを教えてくれる人がいない
IELTSには、細かいテクニックが存在します。
これは独学ではなかなか学ぶことができません。
リスニングを聞き逃さないためのポイント・引っ掛け問題のタイプ・ライティングの書き方など、IELTS対策の学校では、英語だけではなく、文章の書き方から教えてもらえます。
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そもそも『IELTS(アイエルツ)』とは?
International English Language Testing Systemの略で、英語力4技能(話す・聞く・書く・読む)の総合能力をはかる英語力試験のこと。
日本では、TOEICやTOEFLの方がまだまだメジャーですが、IELTSは、オーストラリアやイギリスを中心に、多くの国で、
大学や専門学校に入学する時の英語条件、移住のビザ発給に必要な英語力を証明するのに最適な試験として使われています。
IELTSには2種類のモジュールがある
IELTSは、下記の2種類があります。
- アカデミック・モジュール
- ジェネラル・トレーニングモジュール
それぞれ、どんな違いがあるのかというと、
- 大学・大学院などへの進学に使われる
- 難易度高め
留学の場合は、アカデミック・モジュールが指定されることがほとんどです!
- 移住・企業研修などに使われる
- 難易度低め
永住権を取る時や外国人が他国で働く時の英語力の証明として使われます!
IELTSの試験内容とは?
テストはどちらのモジュールも、下記4パートに別れた試験ですが、リーディングとライティングの試験問題が違います。
Listening 40問 30分 |
選択問題、穴埋め問題など |
---|---|
Reading 40問 60分 |
選択問題、穴埋め問題 簡単な文章で解答する問題など |
Writing 2問 60分 |
様々な分野のテーマについて、自分の意見を交えた文章を、正確・適切に記述する問題 |
Speaking 4パート 11~14分 |
試験官によっても質問内容が異なり、11-14分間のうちでされる質問に答える 自然で流暢な会話力ができるか、自分の経験・意見を説明できるかがポイント |
私がスピーキングテストを受けた時のトピックは、「スポーツ界での有名人について」でした。
質問が予想外すぎて、焦りすぎて、なぜか、あまり詳しくもないボクシングの話をしてしまい、、どう繋がったのか、AKB48や明石家さんまさんの名前も出してしまった記憶があります…
そうならないためにも、事前にスクールでしっかり面接対策をしてもらいましょう。
IELTSの採点方法とは?
各4パートごとに、9点満点のスコアがつけられます。
その平均が、「オーバーオールスコア = IELTSのスコア」となります。(9点満点・0.5ポイント刻み)
例えば、私の場合、
リスニング 6.0
リーディング 5.5
ライティング 5.5
スピーキング 6.0
この平均で、切り上げになるので、「IELTSスコア6.0」という結果でした。
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「ベストティーチャー(Best Teacher)」
私がIELTSを受験したキッカケと当時の英語力
IELTSを受験することに決めたキッカケ
オーストラリアでのワーキングホリデーから帰国して、学歴や何か得意なことがあるわけでもなかった私は、せっかくだから、英語を使って仕事がしたいと考えていました。
そう思って、オーストラリアの職業訓練専門学校・TAFE(テイフ)について調べはじめました。
そのとき、IELTSアカデミックモジュールのスコアが必要だということを知り、受験することを決めました。
IELTSを受験することに決めたときの私の英語力
オーストラリアから帰国後すぐ、初めて受験したTOEICが520点。
正直、ワーホリに1年行っていたので、もっと取れていると思っていて、、
この結果がものすごくショックでした。
その2ヶ月後、独学で毎日勉強して、TOEIC720点まで上がりました。
そのため、IELTSの勉強をはじめたときは、TOEIC720点くらいの実力です。
IELTS・TOEIC・英検の難易度の違い
全ての能力を同じように測れるわけではないので、一概には言えませんが、難易度の違いは、下記の表が一般的です。
IELTS | 9 | 8.5 | 8 | 7.5 | 7 | 6.5 | 6 | 5.5 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TOEIC | – | – | – | 970-990 | 870-970 | 820-870 | 740-820 | 600-740 | 550-600 |
英検 | – | – | – | – | 1級 | – | 準1級 | – | 2級 |
それぞれ、勉強の仕方や、テスト内容の違いはありますが、これからIELTS受験を検討している方は参考にしてみてください。
IELTS6.0を取得した方法
今まで、TOEICを独学で勉強して、520点→720点「2ヶ月で200点UP」に成功した経験もあります。
IELTSも、頑張れば独学でできるのでは?と思いながら、ネットで情報収集しました。
しかし、IELTSは正直、何から手をつけていいかわかりませんでした…
そこで、いろいろ調べた結果、IELTS対策 専門学校に通うことに決めました。
独学で頑張ろうとしていた方にとっては、期待はずれだったかもしれませんが、、
IELTSに関して言うと、学校に通って本当によかったと感じています。
今でも、独学でやっていたら、、と考えると、IELTS6.0どころか、IELTS5.0ですら取れていたか怪しいです。
学校に通いはじめてからは、短期集中のプランだったので、約2週間学校に通い、はじめてのIELTSテストで、IELTS6.0を取ることができました。
勉強内容としては、とにかく与えられたカリキュラムをこなしつつ、自分の弱い部分(私の場合は、文法と語彙力)を伸ばすことに注力しました。
IELTS対策の学校なので、そのカリキュラムをしっかり自分のものにしていけば、ある程度テストの要領がわかってきます。
あとは、経験と数をこなしながら、基礎力を伸ばしていけば点数は上がるので、自分に負けない精神力を保ちながら、頑張りましょう。
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IELTSを受験した感想
個人的な感想ですが、独学でIELTSの勉強をするのはかなり厳しいです。
正直、TOEICは独学でも十分高得点を狙えます!
私の周りにも、留学経験なしで、日本にいながら、TOEIC独学で800〜900点を取った人が何人かいます。
しかし、IELTSは、体験談も少なく、テスト内容の情報収集もなかなか進みませんでした。
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一度、体験レッスンを受けてみて、気になることなどをしっかり質問してください。
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